シリーズ累計100万本を突破した世界的ヒット作『STEINS;GATE』など、科学的なリアリティーを基に現実を超えた数々のSFアドベンチャーを生み出してきた企画・原作を手掛ける志倉千代丸と「科学アドベンチャーシリーズ」制作スタッフ陣が贈る最高のデジタルエンタテインメント。
まさに今、これを読んでいるすべてのプレイヤーが恩恵を受けているデジタル社会の行きつく先に起こり得るサスペンス。
このデジタルとリアルの境界が無くなった世界で、あなたは数多く存在するただ一人のANONYMOUSE(名無しさん)になる。
2037年、東京・中野。2036年2月6日に発生した世界的大災害「サッド・モーニング」による被害を免れたこの地で、主人公・高岡歩論(ポロン)は、親友の弓川十字(クロス)とともに、ハッキングの仕事をこなして生活を送っていた。
そんなある日、些細な言い訳から相手不在の「駆け落ち」を宣言したポロンは誰も居ないはずの待ち合わせ場所で謎の少女“モモ”と出会う。
直後、モモを追って現れる謎の襲撃者たち。
逃走劇の最中、ポロンはまるでゲームのように時を記録しやり直すことが出来る「セーブ&ロード」アプリを入手し窮地を脱することに成功するが、それは更なる事件の幕開けに過ぎなかった……
解決不能事件「クエスト」を次々と仕掛ける謎の天才ハッカー「Cicada3301」。
凍結されたはずの地球シミュレータを復活させた「垓機関」。
そして影で暗躍するバチカン「513聖務室」の刺客たち。
ポロンはモモとの出会いをきっかけに様々な思惑に巻き込まれ、世界を揺るがす大事件に立ち向かうことになる。
ハッキング、そして「セーブ&ロード」を駆使して立ち向かった先に待ち受ける真実とは?
無数に分岐する現実を「ハッキング」し、世界を救う結末を“ロード”せよ!
これは、未来を書き換える“ハッカー”たちの物語。
警視庁サイバー対策課サイバー対策室室長で、バンビたちの上司。
上層部からサイバーフォースドールの企画を押し付けられ、分からないなりに勉強し、プロデューサー的な業務も行っている。
真面目で堅苦しそうな見た目や言動の印象と違い、実際にはどんな状況に対しても柔軟な対応ができる人物。
学生時代は優秀なハッカーで、その腕を生かしてサイバー対策課に入った結果、すぐに実力を認められ、若くして室長に抜擢をされた。
27歳。
主人公が持つ「セーブ&ロード」アプリをいつ使わせるか。
そのプレイヤーの判断と主人公の活躍があってはじめて物語は進行する。
「ハッキングトリガー」で主人公に「セーブ&ロード」を
使うタイミングを指示することで、物語は分岐していく。
「ハッキングトリガー」を使用したことで変化したシナリオが、
マンガのビジュアルで分かりやすく表現されることも。